日本語の森
- 38.00
- 3.8
- インストール数
- 100.00K
- 価格
- Free


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分析者 Reviewed
日本語を学びたい人にとって、動画を使った勉強は始めやすく、生活の中にも取り入れやすい方法です。私が試した日本語の森は、日本語を日本語で学ぶ教育アプリで、授業動画を好きな場所や時間に見られるタイプでした。翻訳を一つずつ確認しながら進める教材とは違い、日本語の音や言い回しに直接触れ続けられる点が、このアプリのいちばん大きな特徴だと感じます。
開発しているのはnihongonomoriで、無料で始められます。教育カテゴリーのアプリとして、年齢区分は3歳以上です。アプリ自体は日本語学習者向けなので、実際には幼児向け教材というより、学習者が自分のレベルに合わせて動画を使うものと考えたほうが自然です。ストアでは平均3.8、評価は40万件に少し届かない規模で、インストール数は10万以上。一定の利用者に選ばれている一方、評価だけで自分との相性を判断するより、学習スタイルに合うかを見るべきアプリです。
家族や共有端末で使うときに見えてくる学習スタイル
このアプリを家庭の共有タブレットで使う場面を考えると、良さが分かりやすくなります。たとえば、夕食後に一人が授業動画を見て、その後に別の家族が同じ端末で自分の勉強をするような使い方です。動画中心なので、机に教材を広げる必要がなく、短い空き時間に始めやすいのが助かります。通勤前、昼休み、寝る前など、まとまった勉強時間を確保しにくい人ほど使いやすいでしょう。
ただし、共有端末で使う場合は、学習履歴や見ている内容を家族間でどう扱うかを先に決めておくと安心です。私は、同じ端末を使う人が複数いるなら、誰がいつ使うかを簡単に決めておくことをおすすめします。アプリ内に家族向けの管理機能があると考えて使うのではなく、端末を使う時間と学習の目的を家庭内で調整するほうが現実的です。
この点は、子ども向けの知育アプリや、家族それぞれのプロフィールを明確に分ける学習サービスとは違います。日本語の森は、家族全員の進み具合をまとめて管理するためのアプリというより、各自が動画を見て学ぶための道具です。家族で一緒に日本語を学ぶなら、動画を見たあとに「今日は何を聞き取れたか」を話すだけでも、共有端末を単なる視聴機器で終わらせずに済みます。
最初に決めておきたい端末とアカウントの境界
使い始めるときに難しい設定が多いタイプではなく、無料で試せるため、まず動画を見て自分に合うか判断しやすいです。私は最初から長期計画を立てるより、普段使う端末で動画を再生し、日本語だけの説明にどれくらい付いていけるかを確認する始め方が合っていると思います。日本語を日本語で学ぶ形式に慣れていない人は、最初の視聴で内容をすべて理解しようとしないほうが続きます。
共有端末を使うなら、アプリを開く前に、自分の学習用として使う時間を決めるのが小さなコツです。家族が動画を見ている途中で別の人が端末を使うと、集中が切れます。反対に、短い時間でも一人で音声を聞ける環境を作れば、授業動画の価値を引き出しやすくなります。イヤホンを使える場所なら、発音や会話の流れに集中しやすいでしょう。
有料要素については、アプリ内購入が1アイテム250円です。無料で始められる一方、家庭で使う場合は、購入をする人と使う人をあらかじめ決めておくと、意図しない支出を避けやすくなります。これは日本語学習の内容とは別の話ですが、共有端末では重要です。子どもが触る可能性がある家庭なら、購入に関する端末側の確認もしておくとよいでしょう。
現在のバージョンは3.15で、対応する最低OSは7.0です。比較的古い端末でも条件を満たしやすい範囲ですが、動画を見るアプリなので、端末の空き容量や通信環境も体験に影響します。私は、家のWi-Fiで一度再生してから外出先で使う流れを作ると、移動中に通信状態で集中を邪魔されにくいと感じました。
家族で使うなら学習目的を分ける
同じアプリでも、使う人によって目的は変わります。初級者なら日本語の音に慣れること、中級者なら文法や表現の聞き分け、上級に近い人なら自然な説明を聞き続けることが中心になります。家族や友人と共有する場合、全員が同じ動画を同じ方法で使おうとすると、レベルの違いで不満が出やすいです。
私は、家族で一緒に使うなら、同じ時間に同じ動画を見る必要はないと思います。一人は字幕やノートを使いながら丁寧に見て、別の人は音声だけを聞くなど、目的を分けたほうが効率的です。動画を見たあとに、各自が新しく覚えた表現を一つだけ共有する方法もあります。これなら、勉強量を競わずに続けられます。
一方で、個人の学習記録を細かく管理したい人には、別の学習サービスのほうが向いている可能性があります。たとえば、毎日の連続学習、単語テスト、進捗グラフ、家族プロフィールを重視するなら、動画視聴を中心にしたこのアプリだけでは物足りないでしょう。日本語の森は、学習管理の仕組みを楽しむというより、授業を見て日本語に触れる時間を作るアプリです。
日本語だけで学ぶことの強みと難しさ
このアプリの学習体験で、私が特に良いと思ったのは、日本語を日本語のまま受け取る時間を作れることです。母語の訳を毎回挟む方法では、意味は理解できても、日本語の語順や音のまとまりに慣れるまで時間がかかります。日本語で説明される授業動画を繰り返し聞くと、単語単体ではなく、文の流れとして理解する練習になります。
ただし、初心者が最初からすべてを理解できるとは限りません。説明の日本語が難しく感じると、動画を再生しているだけになってしまいます。ここで無理をすると、無料で始められる利点があっても継続しにくくなります。分からない部分を一度で解決しようとせず、まず全体を聞き、次に気になった表現だけを調べる二段階の見方が現実的です。
私なら、動画を見る前に「今日は文法を理解する」「今日は音の流れを聞く」のように目標を一つに絞ります。すべての単語を覚えようとすると負担が大きくなりますが、助詞の使い方や話し方のリズムなど、見る目的を限定すれば、同じ動画から別の学びを取り出せます。これは、動画教材を受け身の視聴で終わらせないための具体的な使い方です。
授業動画を生活の中で活かす方法
現実的な使い方として、私は朝に一度、夜にもう一度同じ動画を見る方法をすすめます。朝は内容を完全に理解しようとせず、耳を慣らすだけにします。夜は、聞き取れなかった表現を止めながら確認します。同じ授業を別の目的で見ることで、短時間でも記憶に残りやすくなります。
もう一つの方法は、動画のあとに自分の声で要点を言い直すことです。録音機能がアプリにあると決めつける必要はなく、端末の一般的な録音手段や紙のメモを使えば十分です。授業で聞いた表現を自分の状況に置き換えて一文作ると、理解したつもりの知識が実際に使えるか確認できます。
たとえば、家族との予定を話すときに、動画で学んだ文型を使って短い文を作ります。正確さに自信がなくても、まず口に出すことが大切です。日本語の森を動画を見るだけのアプリとして扱うより、視聴、メモ、発話の三段階に分けたほうが、会話につながる勉強になります。
外出先で使う場合は、周囲の音にも注意が必要です。授業の説明を聞くことが中心なので、駅や店内の騒音が大きいと、映像を見ていても肝心の音声を逃します。私は、移動中は復習として使い、初めて見る授業は静かな場所で見るほうが向いていると感じます。いつでも見られることと、どこでも同じ質で学べることは別なので、場所を選ぶ工夫が必要です。
年齢表示と家庭内での安心感
コンテンツの年齢区分は3歳以上です。ただ、この表示だけで幼い子どもが一人で日本語学習を進められると判断するのは早いでしょう。日本語を日本語で説明する形式は、学習者の理解力や日本語の経験によって難しさが変わります。小さな子どもが使うなら、保護者が横で一緒に見て、内容を簡単な言葉で補足する使い方が安心です。
家庭での信頼という点では、学習時間を監視するより、何を学んだかを聞くほうが効果的です。「何分見たの」と確認するだけでは、動画を流すことが目的になりがちです。「どんな言葉が聞こえた」「どの部分が分かりにくかった」と尋ねれば、本人の理解度を自然に把握できます。
大人が使う場合も同じで、家族に学習を急かされると続きにくくなります。日本語の森は、短い確認テストで成果を毎回示すタイプの教材として使うより、自分のペースで授業を積み重ねるものとして使うほうが合います。家庭内で共有するなら、学習の結果を細かく評価するより、端末の使用時間と購入の扱いだけを明確にするのがよいでしょう。
ほかの日本語学習法と比べたときの位置づけ
単語カードアプリと比べると、このアプリは単語を短時間で大量に確認する用途には向きません。その代わり、言葉が文の中でどう使われ、どんな流れで説明されるかを聞けます。単語を覚えるためのアプリを別に使っている人が、理解した語彙を授業動画の中で再確認する補助教材として組み合わせると、役割がぶつかりにくいです。
翻訳付きの入門教材と比べると、最初の分かりやすさでは翻訳教材が勝つ場合があります。日本語の森は、分からない内容をすぐ母語で確認したい人より、日本語の音と説明に慣れたい人向けです。反対に、文法を母語で体系的に整理したい人は、文法書や母語解説の講座を併用したほうが効率的です。
対面授業や会話レッスンと比べると、好きな時間に見られる自由さがありますが、その場で質問したり、発話を直してもらったりする体験は別のものです。会話力を最優先する人は、このアプリだけで完結させず、実際に話す機会を追加するべきです。私は、授業動画で表現を理解し、会話練習で使ってみる流れが最も自然だと思います。
向いている人と、別の方法を選ぶべき人
このアプリが特に合うのは、日本語を日本語で聞くことに抵抗がなく、動画授業を自分で進められる人です。忙しくて決まった授業時間に参加できない人、通勤や家事の合間に日本語へ触れたい人、翻訳に頼りすぎず聞き取りを伸ばしたい人には、無料で試せる点も含めて魅力があります。
家族やルームメイトと共有端末を使う人にも、時間を調整できるなら便利です。ただし、全員の学習状況を一つの画面で管理したい家庭や、子どもの学習を保護者が細かく確認したい家庭には、専用の管理機能を備えたサービスのほうが向いています。日本語の森を家族向け管理アプリのように扱うと、期待とのずれが出ます。
まだ日本語の文字や基本的な音にほとんど触れていない人は、最初に簡単な文字教材や母語での導入を使うほうが、動画の内容に入りやすいかもしれません。また、ゲーム感覚の報酬や毎日の課題がないと勉強を続けにくい人は、習慣化機能が強い別のアプリを主教材にしたほうがよいでしょう。ここは、無料かどうかより、学習を続ける仕組みが自分にあるかで判断したいところです。
使い続ける前に確認したいこと
最初の確認では、動画の説明をどの程度聞き取れるか、画面の見やすさ、普段の端末で再生しやすいかを見ます。内容が難しくても、日本語の音を聞く練習として続けられるなら価値があります。逆に、何度見ても説明の入口すらつかめず、調べる手間が大きいなら、レベルを下げるか、別の導入教材を先に使うほうがよいです。
無料で始められるため、いきなり費用をかけずに試せるのは大きな利点です。必要に応じてアプリ内購入があり、1アイテム250円なので、家庭で利用する場合は購入の判断を学習者本人に任せるのか、保護者が確認するのかを決めておきます。価格だけで良し悪しを決めるより、追加した内容が自分の学習計画に本当に必要かを考えるべきです。
私が試すなら、最初の数日は動画を流すだけにせず、毎回一つの表現をメモし、翌日にその表現を使って短文を作ります。その作業が負担なく続くなら、アプリは自分の生活に入り込めています。動画を見る時間を確保できても、復習や発話につながらないなら、別の教材との組み合わせを考えます。
家庭で使う場合の結論
日本語の森は、家族全員の学習を一括管理するサービスではなく、各自が日本語の授業動画に向き合うための教育アプリです。共有端末で使うなら、アカウントや学習履歴をどう扱うか、誰が購入を判断するか、いつ端末を使うかを家庭内で決めておくと、余計な摩擦を減らせます。年齢表示は3歳以上ですが、子どもが使う場合は、表示だけに頼らず大人が内容を確認しながら使うのがよいでしょう。
私の結論は、日本語を日本語のまま聞く時間を作りたい人には、無料で試す価値があるというものです。授業動画を自分のペースで見られるので、決まった時間に参加するレッスンより生活へ組み込みやすく、単語カードだけでは得にくい文の流れにも触れられます。
一方で、会話の添削、細かな進捗管理、家族プロフィール、母語による徹底した解説を求めるなら、これだけに頼るのはおすすめしません。日本語の森を聞くための中心教材として使い、必要に応じて単語学習、文法整理、会話練習を足すのが、いちばん無理のない使い方です。現在のバージョンは3.15で、対応OSは7.0以降。まず共有端末でも自分の端末でも、落ち着いて一つの授業を見て、日本語だけの説明が自分の学習ペースに合うか確かめてみてください。
長所
- 初級から上級まで、レベル別に日本語を学べる
- 文法や語彙の解説が日本語学習者向けに分かりやすい
- JLPT対策に役立つ練習問題や講義動画がそろっている
- 通勤・通学中でもスマホで手軽に学習できる
- 日本語の自然な発音や表現を繰り返し確認できる
短所
- 説明が基本的に日本語中心で、初心者には難しい場合がある
- 一部の教材や機能を利用するには課金が必要
- 会話練習や発音判定の機能は限定的
- 学習コンテンツが多く、目的の教材を探しにくいことがある
- 継続利用には自分で学習計画を立てる必要がある


- カテゴリ
- 教育
- バージョン
- 3.15











